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曹田操興信所
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言い返す言葉も無いのか芝井はごろりと寝返りをうった。そうこうしている内にも昨日に引き続き、やたら不可解な事が起こる。
曹田のライターがいつのまにか最大出力になっていたり

「ぬ゙ぁ!!」

夏目の靴ひもがブチブチ切れたり

「…不吉!!!」

ついには寝てる芝井の上にあった蛍光灯が狙ったように不自然に落下してくる

「○#☆;▼;!!!!」

日も暮れる頃には生傷だらけになった男が三人出来上がった。

「…な…なんなのだ!!!儂等昨日からトラブル続きだぞ!?」
「呪い…操!!!呪いだ!!!」

珍しく狼狽える夏目の呪い発言で、芝井は思い立ったようにソファの傍らの受話器を取って番号を猛スピードで回し、向こう側の人物に怒鳴った。

「貴様の芝井が火急の用だ!!!すぐに事務所まで来い馬鹿めがッ!!!!」

ガチャッと受話器を投げ置いてものの数分、艶やかなスーツ姿の長身の男が殴り込んできた。

「きゃあぁあ!!美しい私の芝井さんが無残な姿に!!一体何事ですか!!」

ポニーテールを振り乱すその男に曹田と夏目は呆気に取られる中、芝井が例の金刺繍の巾着を指差した。


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あきゅろす。
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