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OK女
書き込み
R18指定文庫
沙織は書き込んでも、当日気分が乗らなければ違う電車に乗ればいい、そう思うようになった

とりあえず書くだけ書いてみるか、という軽いノリで、文章を考えていく沙織

─明日〇〇線の××駅、8:25発の電車に乗ります
私の服は赤のショート丈のダウンに、下はデニムのミニスカ、黒のレギンス、スパッツの長いのを履いてます
特徴は、身長が171センチなので、すぐにわかると思います
初なので、痴漢さん、やさしくお願いします─

こう書いてみたが、なかなか『送信』ボタンを押せない

3時間ほど迷ったが、ついに送信ボタンを押し、書き込んでしまったのだった

沙織は、それから明日の服装のチェックをする

レギンスを履いてみると、なかなか秘部に手を入れにくい

沙織は、愛液が太ももに垂れないようにレギンスを履くことにしたのだが、これでは話しにならないと感じる

そこでレギンスの秘部の部分のミシンの縫い目の糸を解くことにしたのだ

先端の尖ったハサミで、糸を一つ一つ切っていく

ある程度切ったところで履いてみると、秘部だけがパックリと開いている

沙織はこれ以上糸が解けないように、針と糸で補強縫いをして、穴開きレギンスを完成させた

明日はこの穴開きレギンスで痴漢初体験だ

掲示板をチェックしてみると、反応はイマイチ…

理由はすぐにわかった、レギンスだ

痴漢されるのにレギンスは明らかにおかしい

しかし数人から書き込みが来ている

─背が高い人が痴漢OKなんて幸せです。
明日はよろしくお願いします─

─レギンスの上から下半身を撫でてみたいと思ってました。
明日会えたら光栄です─

書き込みをした人からは前向きな意見ばかりだったが、書き込みの数が他よりも明らかに少なかった

が、レギンスに対する書き込みもあったので、今さら服装を変更するワケにもいかない

結局、沙織は予告した服装で行くことにしたのだった

─翌朝

予告通りの服装に着替え、××駅へと向かう

駅に向かうまでに会う男性すべてが、掲示板を見ているのではないかと気になってしまう沙織

だが、実際には普段通りの通勤通学風景だった

駅に着き、ホームで電車を待っている間も男性の視線が気になって仕方がない

しかし、ホームでは痴漢らしき者は現れなかった

そしてついに電車がホームに入ってきた

今度は、電車の中からこちらを見ている者がいないかが気になる

が、そんなに凝視している人はいない

ドアが開き、人々は電車の中へ

沙織は、前回見た女性のマネをして、入るとすぐに左側へ行って止まった

すぐにドアが閉まり、電車が動き出す

沙織は、窓の外を見て、なるだけ車内を見ないようにしていた

もう緊張で脚が震えそうだったのだ

心臓もバクバクと脈を打つ

お尻に何か触れたような気がするが、ひょっとして気のせいか…

辺りをちょっと見てみると、男に囲まれている

4〜5人くらいだろうか…

沙織はついに来たと思うと、さらに心臓がバクバクと音を立てる

今度は、何かが触れるという感じではなく、ねっとりと尻を触ってきた

間違いなく手のひらで…

デニムのミニスカは、おそらく尻は丸出しになるくらいにまくり上げられていた

手のひらで、大きく円を描くように何度も何度も撫で回される

さらに、斜め前にいる男は背中を向けているが、ひじで胸を突っついてきた

尻を撫でる手もおそらく2本くらいに増えたみたいだ

その手は尻だけでなく、太ももまで撫で回し始めた

沙織は、なぜか男たちが勃起しているかどうかが気になる

が、確かめるワケにもいかず、そのことは忘れようと考えた

沙織は声を上げたいくらいに感じていたが、やはり声も出せない

そう思うとさらに興奮してくる

おそらく秘部はもう濡れているだろう

だが、誰も秘部を触ろうとしない

レギンスだ、レギンスだから直接は触れないと思われて、みんな触らないんだ

そう考えた沙織は、尻を撫で回している手を掴む

横にいた男が一瞬ピクリとした


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