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私立鬼澤高等学校
スカートめくり
携帯小説グランプリ
全国のドM女子にこの作品を捧ぐ
この物語はフィクションであり、実在する人物の氏名や学校名とは一切関係ございません

─本編─
私立鬼澤高等学校は以前は男子校だったが、少子化対策として本年度から男女共学になった

だが、男子校だった頃に評判が悪く、実際に入学した女子はたったの3人

3人は一つのクラスにまとめられ、あまり可愛い娘がいなかったので『ブス軍団』と呼ばれていた

ブス軍団はさらに『1号』『2号』『3号』と呼ばれ、男子や先生にも名前すら覚えてもらえないような状況だった

その1号、一宮明日香は超ドM

『ブス1号』と呼ばれること自体に、M心が反応するほどのドMなのだ

だが、実際に明日香の容姿は普通

顔も普通ならば、身長も159センチで体重は49キロ

全てにおいて『平均』の女の子だった

でも普段から『ブス1号』と呼ばれている

そのため、明日香は自分自身を『並以下』だと思っていた

ある日の放課後、クラスの男子の宮本が明日香を呼び止める

宮本は普段から明日香をからかうドSだ

明日香もこの宮本からからかわれるのが大好きだった

「おい1号、お前X脚じゃねえ?」
と宮本が言う

「いや、普通だと思いますけど…」
と明日香

明日香は太ももとふくらはぎの肉付きがいいので、X脚っぽく見えるのだ

「いや、X脚だ。俺が治してやっから、ここに乗れ」
と宮本は、机を指差した

「えっ、でも…」
と明日香

もうすでにM心全開だ

「早くしろ、ブス」
と宮本は少々睨みを利かせる

「はい…」
と明日香は返事

スリッパを脱ぎ、椅子の上から机の上へと階段を昇るように上がった

明日香が机の上に立つと、男子5〜6人が集まってきた

「何? 何すんの?」
などと宮本に話しかけている

すると宮本は
「よし、みんな、こいつが落っこちないように取り囲んでくれ」
とみんなに指示

全員が明日香の立つ机をグルリと取り囲んだ

明日香は超ローアングルから見られていると思うとゾクゾクしてくる

「おい1号、手は頭の上だ」
と宮本

明日香は手を頭で組んだ

すると宮本は
「みんな、こいつを下ろすなよ、おらっ」
と、スカートをめくるのだ

「いやぁ〜」
と明日香は叫ぶ

そして手でスカートを押さえようとすると
「手は頭の上って言ってんだろうがっ!」
と宮本が怒鳴るのだ

次第に取り囲んでいる男子全員がめくってくる

「いや… お願い…」
と明日香

しかし内心では、お尻が形良く見えるように、軽く突き出しポーズを取っていたのだ

さらに、こんな事になるなら、下着も可愛い物を選んだのに、などと考えていた

すると遠くにいた男子が
「おい、誰か来るぞ」
と叫ぶ

宮本をはじめとする男子たちは、スカートめくりをやめ、どこかへと散らばっていった

明日香も机から降り、この日はスカートめくりは5分程度で終了したのだった

この日から明日香は、放課後は連日スカートめくりをされる

人数も5人から10人、翌日には15人と増えていった

ドS宮本からの要求もエスカレートしていく

『スカートが長すぎる』とか『そのパンティじゃ萌えない』だとか…

さらに男子たちの間では、スカートめくりのことを『1号ショー』と呼ぶようになる

ドMの明日香は、毎日の下着選びとムダ毛処理が大変な一方、学校に行くのが楽しくてたまらなかった

そんなある日の放課後
「おい1号、来いよ」
と宮本に呼ばれる

この日も15人ほどの男子が残っていた

男子は机を取り囲んでいて、明日香が通るところだけが開いている

「おら、早く上がれ」
などと尻を叩かれながら机の上へ

しかしこの日は、机が4つくっつけられていた

机の上に上がると
「1号、四つん這いになれ」
と宮本が言う

「はい…」
と明日香

そして、男子15人に取り囲まれたド真ん中で、明日香は四つん這いになる

「おお〜」
と歓声が上がった
坂口杏里、ついにデビュー


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あきゅろす。
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