僕がご主人様だ
チャットレディー
R18指定文庫
すぐに２ショットを申し込んだ
そしてすぐに２ショット画面に
「─たかさん、ありがとう」
と何も知らずに笑顔で挨拶する加奈
隆弘は
─お姉さん、ずっと待ってたんだよ─
と打つ
「─そうなんだ、ごめんね。すぐにいやらしいことをしてあげるからね」
と、今日の加奈の服装は体操服、当然下はブルマだ
─お姉さん、ブルマ似合うね─
と隆弘
「─そうかな… 似合ってるかな…」
と加奈は言いながら大開脚していった
ここで隆弘はPrint Screenキーで画面をコピー
立ち上げておいた画像編集ソフトに貼り付けて保存した
─そのブルマ、まさかＴバック？─
と隆弘も挑発してみる
「─えっ… Ｔにもなるよ、ほら」
と加奈は後ろを向き、ブルマを食い込ませてみせた
ここも画面保存
この後も加奈を脱がせていき、最後にはオナニーまてやらせて、計120枚の画像を保存した
そして隆弘は連日加奈と２ショットをして、１週間で1000枚の淫らな画像を入手する
加奈のオナニーも連日過激さを増し、バイブやローターを使ったり、最近は陰毛まで剃っていた
さらにコスプレも過激だ
超ミニチャイナドレス、メイド、制服、レースクイーンにスクール水着まで
1000枚の中には、そういったシーンも納められている
だが、隆弘には次の一手が思い浮かばない
というか勇気がない
それならばと、加奈の部屋の背景にあるカーテンや、間取りなどを検証することにした
画像のカーテンの柄を記憶して、表に出てみる
やはり隣りの部屋に間違いない
続いて間取りだが、何度見ても隆弘の部屋と全く同じ間取りだ
ほぼ100％に近い確率で、隣人はチャットレディ加奈だ
しかし、腑に落ちないことがある
チャットの中であれだけ喘ぎ声を上げているのに、全く聞こえないのだ
なぜなんだ…
ひょっとして耳を澄ませば聞こえるのか…
もし聞こえれば、それを理由に怒鳴り込むこともできる
隆弘はその日もパソコンを立ち上げて、加奈のログインメールを待っていた
やはり11時すぎにログインメールがくる
隆弘は部屋の電気を消し、本当に寝ているかのように静かにして、加奈の声を聞こうとした
しかし、待てども待てども何も聞こえない
深夜も12時を回り、隆弘もかなり疲れてきた
気分をリフレッシュして、今夜はもう寝ようと思い、ベランダに出てみる
昼間は初夏の陽気だが、夜風はひんやりして気持ちいい
すると、何かが聞こえるのだ
隆弘は耳を澄ます
喘ぎ声だ、加奈の喘ぎ声だ
隆弘は決心が揺らがないうちにと、画像をプリントアウトした写真を手に部屋を出る
そして加奈の部屋の呼び鈴を数回鳴らした
しかしすぐには誰も出てこない
あまりにも誰も出てこないのであれば、５分くらい経ったら帰ろうかなと考えていた
すると
─ガチャガチャ
と鍵の音
ドアが開き
「もう夜中ですよ」
と、白いガウンを羽織った加奈が出てきた
隆弘は意を決して
「テメェこそ夜中にうっせーんだよ」
と怒鳴る
顔が引きつる加奈
もちろん絶句だ
「テメェ夜中に何やってんだよ」
と隆弘はたたみかける
「す、すみません。うるさかったですか？」
と加奈は下手に出た
「うるせえに決まってんだろ」
と強気の隆弘
「完全に聞こえちゃってました？」
と加奈は、隆弘がどこまで知っているのかを探っているようだ
それを察した隆弘は、写真を加奈の足元に投げつけ
「この前から何がうるさいのか調べてたんだよ」
と言った
「こ、これは…」
と加奈は言うと、その後は黙ってしまう
完全にペースを握ったと感じる隆弘
「あ、あの、ここでは何ですから、中に入りませんか？」
と加奈
「ああ、そうさせてもらうよ」
と隆弘は言うと、ズカズカと加奈の部屋に上がり込んでいった
隆弘と同じワンルームの部屋、当然部屋は一つしかない
部屋にはいつもライブチャットで見ていたソファ、テーブルの上にはノートパソコンがあった
ノーパソの画面の角には、クリップ式のウェブカメラが付いている
床にはイヤホンマイクや、ローターなどのおもちゃが散乱していた
「どうぞ、座ってください」
と加奈
隆弘はあまり散らかっていないノーパソが向いている方向の逆側に座った
加奈はノーパソの向きの横側、隆弘から見ても横側に座る
「だから何やってんだよ」
と隆弘
加奈はうつむいた状態から上目づかいで
「知ってるんですよね」
と言う
隆弘は
「それを自分の口で言えって言ってんの」
と言ってニヤリと笑った
「チャ、チャットしてました」
「チャット？ チャットだけじゃ分かんねえな」
と隆弘
「……」
すると加奈は黙ってしまう
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