小説 1 やっとコンビニから家についた。 遠くはないが、ずっとバイクに乗ってると尻が痺れる。 車庫を開けて、中にバイクを直す。 よかった、今日は機嫌がいいみたいだ。 「あー、風呂入りてえ」 玄関に向かいながら欠伸をした。 「ただーいまー」 呑気に言いながら、ドアを開けると靴が6足………。 アレ、こんなにいたっけ。 零士、きーやん、ナヅくん、壱岐、仁志くん、三和…… あ、ちゃんと居るか。 駄目だな、色々会ったからうろ覚えになってら。 「……つか、」 静かじゃね……? アレか、皆して寝てるとか? そりゃないか。 三和じゃあるまいしねー。 いつも眠そう。って言っても見たの今日だけだけど。 「零士ー? きーやん?」 居ないのー?と、リビングの扉を開けたら、そこは、…………えー。 冷戦でした。 ……………いやいや、自分で言っといてアレだけどさ、これはないんじゃない? なんで、そんなことしてんの。 つか、なんでそんなのあるんだよ……! [#] [戻る] |