長編&固定の恋歌
〜コードギアス〜
stage1−6
突然、毒ガスと言われたポットが開く。
スザクはルルーシュの口に布をあて、アルティナを自分の胸に庇う。
「毒ガスじゃ…ない?」
呟いたスザク達の目に映ったのは緑の髪をした少女だった。
「答えろよ、スザク。毒ガスか? この子が!」
ルルーシュはアルティナを背に庇いながら緑の髪をした少女の拘束を外す。
その様子はまるでスザクを…いや、スザクの上司を信用できないと語っているようでアルティナは静かに瞳を閉じた。
《奴らが来る…お前は行け。》
またどこからか声が聞こえる。
その声にアルティナは少し間をおいてから頷いた。
「…ルルーシュ…スザク…。」
アルティナはルルーシュとスザクを微笑みながら見つめ
「忘れないで…私はいつも想ってるわ、あなた達の事を…。」
言い終わると同時に感光弾が投げられ、二人は眩しい光に目を閉じる。
「「アルティナっ!?」」
目を開けた二人の前にもうアルティナの姿はなく…
二人は必死で探した。
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