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長編&固定の恋歌
   〜コードギアス〜
stage0.5−5




「予感的中…ね。
次はルルーシュがどこに行ったか探さないと。」


ナナリーとの電話でルルーシュが何かに巻き込まれた事を確信してティルナは動き出す。



ナナリーに心配かけたり他の皆が察したりしないように予防線をはりながら情報も得た。


守備は万全、あとはルルーシュを追うだけだ。




「ナナリーが無事だからブリタニアが関わってる線は薄いな…。
ならばテロか。」


ティルナはまた携帯を取り出し、どこかへかけ始めた。

暫く色々な人に電話をかけてからティルナは歩き出す。



「このルートならバイクのが早いわね。」


顎に手をあて少し考えると街中まで来たティルナはバイクに乗っている男性に声をかける。


「お兄さん、ちょっとこのバイク貸してもらえる?」


笑顔で聞くティルナに男性はバイクの鍵を渡した。





それからティルナは約30分程バイクを走らせ、目的地に足をおろす。


「ここか…案外早く辿り着いたな。
全く…もう少し頭を使わないとテロなんかやってらんないわよ。」


ティルナは一人、廃墟工場らしき建物の前で呟く。


「それにただの学生を人質にするなんて良くないわね。」


ティルナの予感は的中したらしくテロ組織によってルルーシュがここにいるとの情報を得て、ここまで来た。


「さてと…頭はあまり良くない連中みたいだし、行きますかね。」


そう言ってティルナは真正面から入って行った。




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