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『…会長、見て?』

『ああかわいいぞ凛太郎。お前の脚線美がよくわかる(脚スルリ)』

『あっ、』

『ん?どうした……?(ニヤリ)』


ちなみに会長は友情出演。見たことないから口調はテキトー。

……ありかもしれない。ニヤリがいいニヤリが。ああっそして二人はにゃんにゃんあんあ、


「ゴホッ!」


思わず口を押さえた。みなぎりすぎてむせた!


「…なんでいきなりむせたの」


ああママデレ様、心配より先にそっちですか!こりゃもうクーママですね!?ってなんじゃそりゃ。

おれはクーママのしらっとした視線をかわすべく、あたりを見回した。ここで変人レッテルをはられるのはキツイ!

で、必死に考えたすえに。


「――ゴッホ!」

「………。はあ?」

「む、むせたんじゃないです。ただその、壁にある絵が、ゴ、…ゴッホのひまわりに似てたので、」

「………で?」

「自分ゴッホが好きなんです。それで思わず呟いちゃっただけでして!ご、ゴッホっゴッホっ」

「………」


暫く無言で見つめ合う。感情のない黒曜石みたいな瞳はぴくりとも動かずこっちを見たかと思えば、やがて不審そうに眇められた。


「君、頭大丈夫?」


…あれ?おれ失敗した?

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あきゅろす。
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