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捧げもの
雲雀先生の場合




「じゃあ、言うね。実は僕最近この悩みのせいでよく眠れなくて」

「そんなに深刻なんですか!?俺に解決できるかな……」

「その悩みっていうのが……あれのことなんだ」

「ん??何を指さしてるんですか??」

「これ」

「ヒバード!?」

「うん。そろそろ並中の校歌だけ歌わせるのも難だしと思って、新しい歌を教えてたんだけど」

「はい。それで、覚えたんですか??」

「うん。でもその歌っていうのが……」

「〜ギザギザハラッパカキマシテ〜」

「何だ、この歌」

「君の絵描き歌だよ」

「俺の!?」

「あの猿山のボスが考えたらしいんだけど……」

「〜マアルイオツキサマフタツ、クフフ〜」

「本当だ……」

「それで、この鳥が綱吉絵描き歌を歌うたびに、書類が君でいっぱいになるんだ……!!」

「歌につられまくってる!!」

「大事な書類にも綱吉。ノートにも綱吉。トイレットペーパーにも綱吉……。もう僕のまわりは綱吉だらけなんだよ」

「それで迷惑だと。そういう事ですね??」

「いや」

「え??」

「これ程綱吉に囲まれてると幸せすぎて心臓が持たないっていう悩みなんだけど」

「はい!?」


「いいかげんにしなさいっっ!!黙って聞いていれば僕が徹夜で考えた歌で綱吉くんを無限に量産するとは……!!そもそもそれは僕が「嬉しいです!!雲雀さん!!」

「え??」

「そんなに俺の事……!!一生付いていきます!」











「どうして、僕の枕だけ毎晩濡れるのでしょうか……」

「骸しゃん……。それを相談なさっては……」





**お付き合いいただき、ありがとうございました^^**



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