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REBORN!短編
夏だよ!今夜も眠れない大座談会182769☆


雲「こほん。今回は『夏』をテーマにグダグダな話し合いをするよ」

綱「わーい!!雲雀さんと二人で対談だ!!こんな企画を待ってたんですよ」

雲「…………って事にしようか。そもそもこのサイトって僕と綱吉がイチャイチャする話がメインなんでしょ?」

綱「そうですよ!!たまにあんな奴とか出てきちゃいますけど、アンケートやっても俺達がダントツの人気でしたから!!」

奴「………あの」

雲「ちょっと、今本番中なんだけど。そもそもカンペ出すのに声出したら元も子もないでしょ?ちゃんと頭使いなよ」

綱「新人アシスタントの扱いも素敵です!雲雀さんっ!!」

奴「あの……新人とかじゃなくて、ろくど」

雲「じゃあ最初のテーマいこうか。えっと……ちょっと、アシスタント。もっとカンペこっち向けなよ」

綱「本番中なのにダメだししまくりな貴方が好きです」

奴「…………ねえ!!ちょっと酷すぎません!?」

雲「咬み殺されたいの?」

綱「相変わらずカッコいいな〜、雲雀さん!」

奴「綱吉くん!?君もそろそろ目の前のフィアンセが酷い扱いされている事に耐えられなくなっているんでしょ!?」

雲「別に僕は酷い扱いなんてされてないけど」

綱「そうですよね」

奴「ちょっ、あの……本当にこんな感じで進めるつもりですか!?僕いつまでも『奴』表記のままなんですか!?」

綱「わかったよ。変えればいいんでしょ?変えれば。はい!」


いい加減にしないとその気持ち悪い赤と青の目くり抜くぞ。今ならこの場を何も言わずに立ち去るか金輪際俺と雲雀さんの前に現れませんと誓うか特別に選ばせてやる。但し三秒以内に決断しないと地下水牢なんかとは比べ物にならない罰を与えてやるからな「え……っ、長い上にえげつないっ!!」

綱「雲雀さん、三秒です!!」

雲「……ふふっ、了解」

奴「あのっ……!!ま、わぁぁぁぁっっっ!!!!痛っ!!フォークはっ!フォークはやめて下さ……」




−−−仕切り直しをしましょう−−−



雲「じゃあ、改めて最初のテーマ行くよ」

綱「はーい!!」
骸「はーい」

雲「…………。夏といえば怪談話はつき物だよね?そこで質問。貴方にとって怖いものは何ですか??」

綱「怖いものか……。沢山ありすぎて困るなあ。リボーンも怖いし、テストも怖いし……でも、やっぱり一番は雲雀さんに嫌われちゃう事!!」

雲「綱吉……、君って子は……!!」
綱「雲雀さんっ!!」

雲「綱よ「はいはいっ!!僕も綱吉君に嫌われちゃう事が一番怖いです!!」

綱「……おい、その怖いもの、今まさに起こってるぞ」

骸「何ですって!?綱吉君が、僕の事……!?クハハ!そんな訳ないじゃないですか!だってその愛しい愛しい綱吉君の顔がこんなに僕の近くにあ……え、何やってるんですか?痛たっ!!ちょっと!?まつ毛一本一本抜こうとするのやめてくれませんか!?地味に痛っ……!!」

雲「もういいかな、咬み殺しても。いいよね?こんなに待ったんだし!!僕頑張ったよね!?」

綱「勿論です!!さあ、俺がまつ毛を床に並べている今のうちに……!!」

骸「いやいやいや!!二人がかりは卑怯じゃないですか!?こんなにか弱い、只でさえさっきフォークで失明しかけた僕を!!」

綱「それもそうだね。じゃあ、ほら!これで二対二だ」

お「あら、喧嘩はよくないわよ?」

骸「はあ。って誰ですか「お」って」

雲「並中の購買部のおばさんだよ」

骸「はいっ!?戦闘能力0っていうかむしろ下回ってますよね!?」

綱「じゃあ……行くよ?」

骸「今の話聞いてました!?って……ヴァアアアアッッ!!」





怖いものと好きなものは紙一重
そんな事を学んだ骸の夏は過ぎてゆく……

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