私立たまゆら学園
第一次お目覚め戦争〜青学部〜1
「ところで誰から今日は叩き起こしに行きますか?」
さながら後ろにキラキラオーラを放ちながら言う七瀬は極度のどS(本人曰くどM)
まぁ上には上がいるが(部長の喫茶店より)
「じゃあ、男子部から行く?」
名簿をパラパラと見ながら返答をする滝口。
「じゃあ手ごわいヤツから行きますか、ね?部長」
よっし、と言う掛け声と共に気合を入れなおす南。
「んじゃまずはドーリから」
その表情はまさに嬉々とした表情の部長。
〜桜田’sROOM〜
「ふふふふふ…」
その表情は先ほどよりヒートアップして今度は不気味に見えてくる部長。
その背後には七瀬もキラキラしている。
その瞬間、寝ているにも関わらず悪寒がしたのは桜/田一人の話だ。
がちゃっ
「ど-りー朝だよ、起きろッ!」
先陣切ったのは部長。
今日の桜/田担当はどうやら部長のようだ。
「んん゛〜…あちょ、五分……」
眠いのか呂律がうまく回らず、部長の言葉を無視して寝返った。
「どおりッ!起きろッ!」
部長の大きな声に飛び起きる桜/田。
「うぉッ!あっ部長〜もっと優しく起こしてくださいよ〜」
半眼を右腕でこする桜田。
「どおりは私に何を求めているんだ」
そんな部長のツッコミもスルーな桜田。
彼は(きっと)どこまでもマイペースなのだろう。
「ふぁ〜、ねみぃ」
《桜田編終了》
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