僕と欠片と涙の探しモノ 牛柄少年と星の王子様.2 『………誰?』 「ランボ、また十年バズーカ使った…」 「また十年前の俺が誤射したのか…」 「お、大人ランボ?!」 誰…、このイケメンなお兄さん。なんかいきなり出現しましたけど…てか、なんか……セクシーな格好の人だな。 て言うか、フゥ太が言ってた《十年バズーカ》って一体何?? 「ん?貴女は…」 『へ?俺?』 「あぁ、この時代では“まだ”その格好だったんですね」 『?』 何でこの人さっきから俺をガン見してんの? 俺…何かしたのか? 『てかお兄さんがなんで俺の事知ってんのかは知らないけど、本当に誰なんだよ』 「これは失礼…俺は“泣き虫だったランボ”です」 『………ええ!!?あのランボォォ?!』 (慶君、驚き過ぎだよ…;;) 「そんなに驚かれると、傷付きます…」 ズキンッ 『(えっ…なんだ…この感覚) あ…ごめん。ランボがあまりにもイケメンなお兄さんになってたもんで…』 「そうですか?貴女にそう言われると照れます//」 おい、ランボ。お前大丈夫か? 俺、"一応"男だぜ?そんな…一野郎に言われた事で、一々照れるなよ。それじゃ唯のMに目覚めた奴じゃねぇか。 「えっと…慶さん…ですよね?」 『あ、あぁ…』 「貴女は、その…」 『?? 何?言ってみ?』 「あ…えっと…」 ランボの奴どうした?フゥ太や綱吉が居たら言えない様な事なのか? 其れとも、俺に何か関係がある事か? [←] [戻る] |