ふじ×おた
結局このパターン
…こうなったら最終手段。
東吾が悪いんだからね。
「東吾」
「あんだよ!」
威勢よく私を見て睨む東吾。
といっても全然怖くないんだけどね。お調子者で小心者なの、私よーっく知ってるから。
困った時に助けてたの、私だし?
だから。
「事実を映した昔の写真と、言い訳出来るコスプレ…どっちがいい?」
「喜んでお申し付けの衣装を着させて頂きます」
簡単なのよ、東吾を黙らせるなんて。
あえてそうしない内に、お願い聞いてくれればいいのに。いい加減学習してよね。
まぁ、いいけど。
調子に乗せて叩き落とすのも楽しいし。その時の東吾は昔みたいで可愛いし。
何より結果オーライだし。
「うん、よろしい♪」
さぁて…何のコスして貰おうかな。
みんなに聞いてみよっと♪
―――え、写真に何が写ってるのかって?
うふふっ……ヒ・ミ・ツ☆
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