詩集
『一人部屋の夜』
夜の始まり 闇の中で
繰り返される夢物語
一つ二つ思い浮かべて消える
明日までの暗い夜の中で
今日限りの時間を過ごし
熱い思いを胸に燃やす
流され 流れ 立ち止まる
揺られ 揺れて ため息つく
明日までの暗い夜の中で
僕は夢を手放すのだろう
今までの僕と引き替えに
明日までの暗い夜の中で
生まれ変われればいつか
消えた夢物語を語ろう
部屋の中にただ一人で
暗い夜の中に僕はいる
明日までもう少し楽になろう
夜に寄り添い休もう
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