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[小説]
乃椏様へカイレン(サイト三周年祝い)


「おにーいひゃんっ♪らっこしれぇ?」

「え、レン君?どうしたの…!もしかして酔ってる…?」

「よってらんかにゃいよ〜うっ!にゃはは☆」

「何飲んだの!?」

ふと、レンの持っているビンが眼に入った

「これは……甘酒?」

(甘酒で酔った…!?というか、なんで甘酒が…?)

「…!めーちゃん!?」

「なぁにぃ?どーしたのカイトぉ」

(酔ってますか!?酔ってますね!!!)

ふいに、頬にやわらかい感触。可愛らしい音をたててそれは離れた

「////れ、れれれ…レン君っっ!??」

「にゃあに?ちゅってしたらけらお?かいとおにいちゃんも…して…?」

うるっと上目遣いで見上げられると、少なからずいけない気分になってくる
自分にしなだれかかってきているレンの肩に手を置いて引き離した

「ちゅしてくりぇりゅの…?」

「レン…君………あのね…?」

そんなことできるはずない。へたれだから!!

「それに皆いるし…ね?」

そこが一番のネックだったりするようだ
頑張って説得するが、レンはふてくされてしまった

「酔ってるからかな…素直な反応…」

ぽふんっとレンの小さな身体が元の位置(カイトの腕の中)に戻った

「?」

さっきより重い気がしたカイトは少しだけ自分からレンの顔を離して見る

(寝てる…)

その寝顔が、あまりにも幼くて可愛くて
カイトはついつい苦笑していた



扇情的に誘ったかとおもえば子どもみたいに甘えて。


つんとそっかえって。


照れるように笑って…。

(本当に、レン君が来てから僕は良い意味で心乱されてばかり…)

悪い気はしない。むしろ心地よさを覚えていた





「部屋に運んでくるね」

なぜか酔っ払っている人たちに声をかけてレンの部屋に向かう途中、

(軽く…!本当に軽くだけだよ……!?)





とにかくカイトは、レンのおでこにキスを落としたのだった――











素直になりたくて



ちょっとだけ飲んだ甘酒



こんなにも酔っちゃって…





でも、覚えてる









忘れたくないから、覚えとく









――――――――――――――

はい、やっとアプできました。
なんかよくわからないなんてもんじゃないですね…
なにがしたかったのか……
でもやっぱり、カイレンいーなーって思いました。
いつも思ってますが(笑)

こんなのですみません
あらためまして、サイト三周年おめでとうございます!!

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