ボカロ[悪ノ召使] 王女だから…私。 今、目の前にいるのは……レンだ。 大きくなったけど、私の大切な半身だから間違えるはずないもの。 「れ「王女様。私をここで、召使として御傍に置いてくださいませ」 オウジョサマ。 そう。私は王女としてレンに接しなければならない 「……命令、聞ける?おやつ作れる?私の身の回りのこと…全部出来る人が今いないの。できるなら、それなら別にいてもいいわ!」 レンが、私にしか分からないようにほっとしてるのを感じる。 よかった…間違ってなかったみたい 「王女様の仰せのままに」 そうしてレンは忠誠の証として…私の手の甲に、その……ちゅってした//// 私の部屋に案内した後↓ 「ねぇレン?リン、大きくなったでしょ?もう自分のこと“私”って言えるようになったのよ!」 えっへんとふんぞり返る。 「リンって言ってるじゃん」 「ゆ、ゆってないもんっ!!」 レンが笑う。楽しそうに、……昔に戻ったように 嬉しいっ♪ 「あ。そいえばね、さっきどこ行ってたの?」 「さっき?…あぁ、ここでの仕事を教えてもらってたんだ。だから、一緒にいられない時間もあると思…」 「仕事!?どんなの?いーないーなっ♪私もやってみたい!…けど……」 王女だから……。私は、王女だから 「変わろっか?明日」 「えっ?ちょ、そんな簡単に!!?」 「や、別にやりたくないなら「やりたい!!」…そう……」 「本当に、いいの?」 お仕事…出来るの? 「いーよ。でも、今日は寝なくちゃ。ほら」 時間を見るともう9時だった。 でもね…今日はいろいろと嬉しくて眠れない 私の表情が曇ったのを見て取ったのか、レンが手を握ってくれた。 「ずっとこうしててやるからさ。ね?」 私はこくんと頷いて大きなベッドに入る。 「レン…?」 「何」 「レンのお願いも、あったら言ってね?」 ひとつ聴いてもらったら ひとつ聴く。 それが2人の昔からの決まりごとだった。 「…うん」 「「おやすみなさい」」 1話目にあたるお話でした ここら辺からもうすでにぐだぐだっスよ プロローグもアレでしたがね… リン視点となっております いろんな人のに視点を切り替えて作られているのでかなり読みにくいなぁおい リン視点は珍しくて、レン視点が多いようです リンの一人称、『私』になります 昔に戻って『リン』って言っちゃってましたね 可愛いよリンレン← 読んでくださった方、ありがとうございました!! [*前へ][次へ#] [戻る] |