拍手 昼のアジトにて(ミケ+トレ) 「な〜あ〜ミケ?スヴェン知らねぇ?」 「おっさんなら姫様(イヴ)と買いもん行ったよ」 ソファーでだらけているトレインの問いに答えたルミケットがどうした?と小首をかしげる 「んー?腹減ったなって。……そだ!」 「ことわる」 「まだ何も言ってねーだろぉー?」 「飯作れってんだろ、どーせ。昔から一緒なんだからわかる。よぉっくわかる」 「むー。スヴェンもいないし食べるのオレとお前だけだし、さ。ダメ?」 「…………はぁ…。トレインも十分心得てるってことか」 あきらめたようなため息をつくルミケット。今までトレインのお願いを断れたためしはないから…… 「やりぃっ!何年かぶりだな〜♪」 今の スヴェンの料理ではなく 慣れ親しんでいた 懐かしい味 2人で生き延びてきた時間を思い出すわけでもなく ただただ優しい気持ちに包まれて 雲が ゆったりと ながれていく 「…スヴェン、トレイン達が寝てる」 「ん?はぁ、ほんとこいつらは……猫みたいだな」 「みたい、じゃないよ。猫なの」 寄り添い、まるまってひなたぼっこする黒い猫と白い猫 その幸せそうな寝顔を見た2人は邪魔だと怒ることもできず めずらしく静かな時間を過ごすのだった _________ ふたりには珍しいほのぼの キャラがまだ定まりきってない頃に書いたのでよくわからん← [次へ#] [戻る] |