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試したいお年頃
◇6.*
それに少しだけ怒りが治まった蓮だがすぐに気づく。







こいつ…感じてないのか…!?








前にも説明したが、蓮は親衛隊食いで有名な(自称)エロタチである。








今まで蓮自慢のテクニックで(自慢できるモノなのかはわからないが)快楽に誘った者は数知れず、あれよあれよといううちに相手をすぐさま快楽の虜にしてしまう。








言わば、エロのプロと言っても過言ではないだろう。








だがどうだ、目の前のやつは…快感どころか嫌悪感で顏が歪んでるではないか。








それにワナワナと震えながら、エロのプロはキッと要を悔しそうに睨みつける。









「なんでてめぇは感じねぇんだよ!!!」

「……は!?そんな所、感じる訳がないだろう!!」

「っ俺がヤって来た奴らは、全員感じてた!てめぇ不感症かよ!?」

「!?そんなの知るか、っというか誰がふっ不感症だ!!!//////」








理不尽に怒鳴る蓮に、これまた顔を赤くしながらも怒鳴り返す要。









…ただ単に、蓮のお相手様達は皆そこが元々性感帯だったのだ。
そりゃ彼のテクで気持ちよくなれるだろう…。








その事に、蓮が気づくのは…はてさていつになることやら…。









あまりの言い草にムカついた要は嫌がらせでもう一度蓮の乳首に触れてやる。








「ぁア!?って、めぇ…何触って!」

「…お前の目的はち、乳首は気持ちいいかだろ!?//////
ほら、気持ちいいのならもういいだろ?終わりだ、さっさと帰れ!!」










確かに気持ちいい事はわかった。








この小さな蕾から脳髄まで走る、甘くてピリピリとする刺激に、気持ち良くないと言えば嘘になる。





[少し休憩だ][試そうぜ?]

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あきゅろす。
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