試したいお年頃
はじまり
グチュグチュと、ゆるっゆるな肉壁を突きまくる。
それに合わさるようになる高い喘ぎ声が、部屋に響く。
「ア、あアンッ…ヒ、ア!!」
あー、コイツもういらねぇな。
穴ガバガバだし…。
そんな事を考えながらも、腰は機械的に目の前の男を絶頂に導く。
「ッアア!!かいちょっさまぁ…!も、イクッイッちゃ、ぁあアアアアーー!!!!」
ビクビクッと痙攣したかと思えば、男はぱたりとベットに体を預けた。
どうやら気絶してしまったらしい。
それを見て舌打ちしてから、時間を確認し身支度をして自室へ戻る。
風呂を軽く浴びて、ボフッと寝室のベットで寝転び、目を閉じた時だった。
ふと、先程の男やこれまでに抱いてきた男達を思い出して…ある疑問が浮かび上がる。
それは先程の男も他の男も、ヤってる最中やヤった後などまるで昇天したように気持ち良さそうな顔をしていた事だった。
自分のテクニックか?と思いもしたが、流石にあんなにもならないだろう。
ではなぜか?
これまでの事を思い出せば、彼らの共通点はただ一つ…受けである事だった。
そこまで考えて、男は呟く。
「…受けってそんなに気持ちいいのか?」
その声は、好奇心からかいつもの彼にしては弾んだ音だった。
___これがこの男…第28代目生徒会長、桜坂 蓮(サクラザカ レン)の快楽探究の幕開けだった。
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