夜月微笑み 桜は唄う
明かりはまだ灯らない
ー??SIDEー
何なの、アイツ…
ドサッと自室のベットに体をあずけて、先程の出来事を思い出す。
まさか、あのユンを手なずけるなんてね〜
「しかも落とすなんて」
さすが、光の姫様って所かな
そう言ったら何だかおかしくて、軽く吹き出した後笑って笑って……表情が抜け落ちた。
"あの子"が気になる人
"あの子"が気を許す人
「そんなの俺だけでいいでしょ?」
いらないものは消さないと
あぁでも_______________
「アイツを、俺しか見ないようにしたら」
そしたらあの子は俺を見てくれるかな…?
愉しそうに俺は部屋の中を仄かに照らす月を見上げた_______________
ー??SIDEー
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