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輝く銀の葉(上
もう一人の男
「何だよ…それ…。」

男は黒い薬を出した。

「お前等これで終わりだ…。」

その男が薬の蓋を開けて、飲もうとした時だった。

「やめておけ。龍。」

黒いベールに包まれて、一人の男が現われた。

「ギ、ギル!」

と男が怯えながら言った。
「お前は力試しに来ただけだろ…その力を使うな。」
「す、すいません。」

もう一人の男はフードを被っており顔が見えなかった。

「すまなかったな旅の方…。」

とこちらを見て言った。

とても冷たい目をして居た。

「お前もレジェンドか…!」

と銀が言いスキルを唱えた
『ラッキーセブン!!』

ギルは笑いながら言った。
「まだ未熟…。」

一瞬にして銀が投げた手裏剣を手で受け止めた。

「な…俺のスキルが効かない…。」

『マジッククロー!』

「君もまだ未熟…。」

ギルは空が攻撃するのに気付いて居た。

片手で空のスキルをかき消した。

「力の差が有り過ぎる…。」

銀が絶望した。

「この気に、もうレジェンドに関わるのをやめるんだな…。」

『ミスティックドア!』

ギルの前に時空のドアが現れ、二人はドアの向こうに消えた。

「クソッ…ここまで差があるとはな…。」

「僕達あのギルって奴が居なかったらどうなってたんだろう…。」

「そんなの…分かる分けないだろ…。」

二人は自分達の未熟差を改めて知った。

「とにかくヘネシスに行こう…。」

「そうだね。こんな所で反省してても何も変わらないね。」

二人は立ち上がり南に向かった。



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あきゅろす。
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