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輝く銀の葉(上
地図の示す場所
『カニング近くの草原』

銀が空の手紙を読んで居ると、封筒から古ぼけた紙が落ちて来た。

「ん?なんだこれ?地図?」

とそれを手に取って言った。
「こ、こんなの入ってたんだ…」

と空が戸惑いながら言った。
「まさか気付いて無かったの…?」
「…あ、あはは…」
と苦笑いした。

とりあえずその地図を草むらに広げた。

「何か赤い丸が付いてるな…」
「ここに行けって事かな?」

地図が示す場所はヘネシスだった。

「とりあえず行って見ようか…」

と立ち上がった時だった。

「ちょっと待ちな。」

ドス黒い声が後ろから響いた

「誰だ!」

銀は攻撃体制をとった。

「別に怪しいもんじゃねぇよ。」

と手を上げて出て来た。

「俺はお前等がどれだけ強いか確かめに来ただけだ。」

とそいつは後ろに担いで居た両手剣を手に取り言った。

剣を持ってる事から戦士だとわかった。

銀が男の胸に付いてるバッチを見た。

「お前その証は…レジェンドか…」

銀が気付いた。

「ほぉ、レジェンドも有名になったもんだな。」

と笑いながら言った。

「ダークロードから聞いたよ…世間では正義の味方見たいに言われてるらしいな…お前等裏で何してるんだ?」

男はムッとした用に言った。

「その質問俺を倒してからにしな。」

『パワーストライク!』

剣が赤く光った。

「死ねぇぇ!」

と叫びながら突進してきた。

スピードはそこまで無かった。

「遅いな。」

銀は左に交わした。

空もそれに合わせて右に飛んだ。

男が地面に剣を叩き付けた途端、地面が深く削れた。
「何て言う威力だ…」

だが銀はこの隙を逃さなかった。

『ラッキーセブン!』

男の腹部を狙って投げた。
だがその男は体制を立て直し、手裏剣をたたき落とした。

キン!

高音の金属音が鳴り響く。
「そんなスピードの無い手裏剣何て俺の前では無力!」

男が次の攻撃に入ろうとした時だった。

『マジッククロー!』

「グッ…」

男の背中に直撃した。

「僕も居るのを忘れないでよね!」
「ナイスだ空!」

男は血を流しながら立ち上がり言った。

「クソッ…こんな奴等にこれを使わなくてはならんとは…」

と懐から何かを取り出した。

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