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真面目な委員長?
まさかの





バイクを家から走らせて、たまり場まで行く。

既に営業時間を終えている喫茶店。だが、僅かに漏れる中の騒がしさを伺わせる声。
下品な笑い声がある。

裏の廃墟工場にバイクを止めていつもの様に喫茶店裏口から中に入る。
中に入れば外にいるより活気が伝わって来る。



「でさぁー……副総長?」

「ヨリさん!」



俺に気付いた下っ端。
下っ端達には悪いがはあんま名前は覚えてないんだよな、多くて。



「カイさん達はいませんよ?」

「どうしたんですか?」

「急遽、明日学園に戻る事にしたから」



“マジっすか!”と言う言葉を聞きながら隅のテーブルに座る。



「予定が変わったのかー?」



近付いて来た了吉さんの言葉に頷く。



「お前も大変だな」

「了吉さん程では」

「ったりめーだ。ガキより大変じゃなかったらガキ以下だ」



笑顔を見せて笑う了吉さんに吊られて微かに笑う。



「昨日は突然すみません」

「?あっ、いいって。お前の幼馴染も見れたしな」



付け足すように“面白かったしな”と言われホッとする。

まさかのフラグ?
了吉×翼……あえてのおじさん受けもいいよな。






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あきゅろす。
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