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真面目な委員長?

『生徒会挨拶』



放送委員が言った途端に講道館が揺れた。
講道館が揺れたのひ甲高い声と図太い声のせいで…。

俺も風紀委員長とかじゃなかったら叫ぶのに、手を振るのに!



『生徒会会長、山城龍司だ』



山城様親衛隊の皆様は、某コンサートの用に団扇に会長の写真を貼ってそれを振っていた。
すげーしか言いようがないよ。

会長とかに興味がないので、遊からゲームを貸してもらいそれをやっていた。

パズルゲームだったりする。連打しながらやっていた。



「(ひよちゃん…怖いよ)」



真剣にやっているので遊が何かを思っていようが分からないん。
否、実際には超能力者とかじゃないから人が何を思っていようが分からないんだけどね。

あっ…ミスったー…。
ないわー、気分下がるー、テンションがた落ちー、早くコミケ行きたいなぁ。


そんな事を思いながら不機嫌にゲームをしていれば遊に肩を叩かれて遊を見る。
その時にゲームの電源をぶち切った。



「ふ、風紀委員の番だって(睨まないで!)」

「…そうか」



ガタッと席から立ち上がり理事長と生徒会の横を通り過ぎる。
生徒会を通り過ぎた時に殺意を感じたがそれをスルーして壇上に上がる。

生徒会に負けないなりに歓声が上がる。



「真鍋様ァァアア!」

「遊ちゃぁぁぁん!」

「風紀委員長攻めキタ――――!!」

「抱いてくださぁぁあい!」



風紀委員長攻めって言った奴…出てこい馬鹿者!
ハァハァ、まさかの同士発見でありますか隊長!



「静かに」



ボソッとマイクを通して言えばシーンと静まり返る。
脳内内戦を戦い、見事に理性が勝ち俺は冷静に話し出す。



「風紀委員長、真鍋日和です。風紀を乱す行いは我々風紀委員が厳重に取り締まります」



隣の遊にマイクを渡し。



「副委員長の本多遊です。遊ちゃんって呼んでね?これでも喧嘩は強いよ」



ニコニコしながら言う遊を横目に俺は壇上から降りる。



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あきゅろす。
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