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真面目な委員長?

部屋にはいりベットに俯せで倒れる。

殆ど親父との会話は無いに等しい。母さんから話し掛けて来るので母さんとは話す方だ。
親父と話しても毎回家がどうのこうので疲れる。



「姉貴の馬鹿」



枕に呟く。
音信不通な姉貴。姉貴には跡取りの話しは無かったみたいだが、喧嘩ばかりする親に呆れたみたいだった。


また意識を投げ出そうと鬱々としていればコンコンとドアをノックされた。



「日和、いいかしら?」

「…いいけど」



落ち着いた声。母さんだ。

中に入って来た母さん。俺は起き上がりベットに腰かける。
母さんも一人分空けて隣に座った。



「明日何か用事ある?」

「翼と出掛ける」

「明後日は?」

「今のところは何も」



母さんは嬉しそうに顔に笑顔を咲かせた。



「じゃあ、明後日11時からお出かけするから用意しておいてね」



母さんはそのまま嬉しそうに出て行った。内容を告げずに。

まあ、暇でたまり場に顔を出そうかなと思っていたのでいいか。







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