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真面目な委員長?

「学園はどうですか?」

「いつも通りだ」



いつもと変わらない質問に欠伸をしながら答えれば、久世は軽く笑い“お休みになります?”と聞いてきた。
家まで、30分は有るから少しぐらい寝ても良いだろう。



「家が近くなったら起こせ」

「はい」



隣に座る翼は既に寝ていて胸が呼吸をする度に上下に揺れていた。

それを確かめて目を閉じる。
視界が真っ黒になり車が走る音がただ聞こえるだけで特に雑音は聞こえない。
タイヤを変えたばかりなのか、道路を静かに走っている。



少し経てばフツッと意識が切れる。






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