[携帯モード] [URL送信]

小説
理由があるから(OFF ザカバタ
「どうして」
バッターがそう呟いた。

「何がさ?」
ザッカリーは首をかしげた。

「どうしてこんな、目立たない所に店を開くんだ?」
「そうだねぇ…」

ザッカリーはカウンターに何枚かあった切符をしまってから、

「バッター、」

と、カウンターの向こうにいる彼に声をかけた。

「アンタしか来ないからさ」
「………どういう…」

「客はバッター、アンタだけでいいのさ」

そう言うと、ザッカリーはカウンターを飛び越えて
ポカンと口を開けているバッターの前に立った。

「俺はね、」
バッターの帽子をクイッと上げた。

「バッターの綺麗な顔が毎日見れればいいの」
「…ザッカリー?」

「勿論、アンタにもっと触れてみたいとは思うけど」

言い終わってから、バッターの頬に軽くキスをおとした。


「あー…やっぱり誰にも見せらんないや」

「………は?」

「ここでなら、アンタに何したって誰も気付かないだろ?」


もう 俺を止められないから。


と、お面の下で笑った。





あとがき。

怖いほど短いわ…((
ザカバタ可愛すぎて書いてみたものの、俺が書くとなぁ…;
文とか書けないからな☆(∂∀∂)
なんか途中で何書きたいのかメチャクチャになったしww
  

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!