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小説
カズと喧嘩した。(MGS カズスネ
「お前は馬鹿…かっ!」

その言葉が言い終わるのと同時に俺は床に叩きつけられた。
スネークがCQCを使ってきたのだ。

「…いって…ぇ」

とりあえず立ち上がり、スネークを睨もうと思ったのだが。

「あれ…?」

そこに彼の姿は無く、かわりに女兵士が俺を見ていた。

わかってる…スネークとは付き合っていて、彼が最も愛しい人。
なのに。どうして俺は…。

女を部屋に招くのがスネークに見られていた。
これまでに数回そういう事があったけれど、彼は「ほどほどにな」と笑っていた。
だが、流石にスネークも限界みたいだ。
はぁ、どうしようか。




「最低…カズのバカ…アホ…」

走ってきたのはいいが、どこに行こうか迷って自室のベッドで丸くなっていた。
カズが女好きっていうのは知っている、でも。

「もう限界だ…なんで…」

なんで俺以外のヤツと。

好き。
「あれ…」

愛してる。
「可笑しいな、馬鹿みたいだ…」

カズの声が聞こえる…


「スネーク」

「……ぇ?」

カズだ。わざわざ来たのか…。

カズに背を向けて、「帰れ」とだけ言った。

静寂。壁がピシッと音をたてた。

「…カズ」
「スネーク、すまなかった」

いつの間にかカズが俺と背中合わせになり、ベッドに腰かけていた。

「…許さない」
「…今回は本当に反省しているんだ」

「…嘘つけ」
「嘘じゃない」


なんか。ホッとした。
涙が出た。前がよく見えない。

「…そばに…いて」

そう言うと、カズは優しく頭を撫でてくれた。

やっぱり、毎回許してしまう。


カズには弱いのかもな。





あとがき。

カズスネらしき短文を書いてみました。
言葉の引き出し無いよ!誰かちょーだい!w((
たまには文を書くのもいいですね、っと。

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あきゅろす。
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