忠犬の日常
お仕事なう
(仕事割愛)
庵「あ、貴祐さん。今やってる分終わったらもう今日はあがって下さい」
貴「・・・は?いや、お前は?」
庵「俺はあと少しやることあるんで」
貴「じゃあ帰らん。」
庵「帰れ・・・じゃない。だめです、帰って休んでください」
貴「休憩取ったばかりだろ」
庵「はぁ・・・今まであの量の仕事やっといて疲れてないとかあり得ないだろ。いいから休んで」
貴「別に疲れてn「目の下くま作っといて何ほざいてんの。物理で寝かすよ」
貴・庵「・・・・・・・・・」
貴「・・・お前をそんな物騒な奴に育てた奴の顔が見てーわ」
庵「・・・鏡いりますか?」
貴「oh・・・」
庵「あー、話それた。とにかく上がってくださいね」
貴「こんなに上司に優しくない部下、他に知らねー」
庵「アンタの教育の賜物ですね」
貴「oh・・・」
庵「・・・てか。それ終わってますよね?」
貴「・・・何故に」
庵「アンタがその程度に5分かかる訳ないですし。
俺こそこんな自虐的な上司、他に知りませんよ。何?マゾなんですか?」
貴「・・・仕事モードの部下が鋭すぎる。そして酷すぎる」
庵「ほれ、とっとと帰って休むなり、那凪さんとこ行くなりしてちゃんと癒されて来ると良いですよ。
・・・後の事は俺に任せて。完璧に終わらしてやるから」
貴「うちの犬が男前に見える・・・だと・・・疲れてるのか。」
庵「帰れ」
庵「そして寝ろ」
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