SSS
絡めてみよう(土沖←高)
今日はお祭り。
勿論お祭り好きの総悟はそれに参加するわけで
「土方さん!イカ!焼きイカ買って下せぇ!!」
「……ι」
さっきから土方の財布が急激に軽くなっていく。
「ねぇ、今度はソフトクリーム食べたい!」
「はぁ!?まだ食べんのかよ!」
育ち盛りの総悟に屋台の1つや2つで足りるわけがない。
どうこう言いながらも財布の紐を緩めてしまう土方も土方だが。
「ん、これウマイでさぁ。食べたい?やらねぇけど。」
「いらねぇよ。そんなガキの食い物。」
境内を歩いていると急に2人の前にある男が現れた。
それはあの過激攘夷の中でも特に危険な男、高杉晋助だ。
「よぉ、お二人さんこんな所で何……」
格好よく現れたまでは良かった。
だがタイミングが悪かったらしく、総悟がコケたのと高杉の登場はほぼ同時。
総悟は片足で支えて転びはしなかったが、なんとさっきまで食べていたソフトクリームが勢い余ってポーンと飛んでしまった。
ベチャ……
それがあろうことか高杉の股間に。
「「「・・・・・・・・・。」」」
暫しの沈黙…。
「テメェ何しやがんだコノヤロー!!」
「ププッ!」
「俺の…アイス…。」
高杉が怒り、土方が笑い、総悟が悲しそうに高杉の股間を眺める。
「ちょっ、何でこいつこんな悲しい顔してんの!?悲しいのは俺だよ!!?何が悲しくて股間にアイスぶっかけられなきゃなんねぇんだ?これは何だ?何プレイだ?」
だが総悟は悲しそうな顔して股間から目を離さない。
「ちょっ、いつまで見てんだコノヤロー!流石に恥ずかしくなってきただろ!見てんじゃねぇ!」
「俺の…アイス…。」
「お前と俺、どっちが可哀想かって言ったら俺だからね!そんな悲しそうにされても実際お前の倍俺の方が可哀想だからね!!」
高杉、今更だがキャラが崩れている。これも着物が汚れてしまった事への悲しみからか、はたまた総悟に股間を視姦されて恥ずかしいのか。
※一応言っておきますが、これは沖田受けです!!
「総悟、また新しく買ってやるから。あのアイスは諦めろ。場所が場所だ。」
「何だその言い方!!まるで俺が悪いみてぇじゃん!俺の股間が悪いみてぇじゃん!!俺被害者だからね!!」
「わかりやした。また買いに行きやしょう。場所が場所ですからねぇ。」
「だ〜か〜らぁぁ!!!(怒」
2人は怒っている高杉を全く無視し、また屋台の方に歩いて行った。
「おい、どうすんだコレι股間に白いの着けて帰れねぇぞι」
可哀想な事に高杉は一時境内から出ることができませんでした。
哀れ高杉!!
おわり
高杉のキャラ崩してごめんなさい
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