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SSS
腐女子って割と男心を理解してない?(現土方×初期沖(腐))
 

土方の自室――


仕事をしている隣には携帯を見ている総悟。


「ねぇ土方さん。」

「何だ。」

「好きな相手を犯したいってゆう欲求は人間誰しも持ってると思うんでさぁ。もちろん女だって。」

「……急に何ι」


総悟は携帯を閉じると土方と向かい合った。


「好きな相手を喘がす!それは誰しもが持つ欲求なんでさぁ!けど女は男を喘がす事が出来ない。さぁその時はどうする!」

「どうするもこうするも、男の喘ぎ声なんか聞いてどうすんだι必要ねぇだろ。」

「この馬鹿が!!好きな奴を喘がす事がどんだけ興奮するか知ってんだろぃ!!好きな男を喘がす。つまりはその男を他の男がヤっちゃえばいいんでさぁ☆」


人差し指を立ててウインク。見た目は可愛いが言ってる事は物騒だ。


「ちょっ、その発想怖っ!!えっ、何?男同士で絡む?お前頭でも怪我したか?」

「男同士で絡む……はぁ〜最高。あっ、勿論好きな人は受けね!」

「う、ウけ?」

「女役って事でさぁ!押し倒された時の驚いた表情、服を乱され真っ赤になる顔、そして触れてゆく度に上がる熱と嬌声。想像するだけでも堪らん!!」


ハニャと表情を緩める総悟とは反対に土方の表情は引きつる。


「土方さんならこの気持ちわかるよね?」


勿論わかる。だがそれを総悟が語るのが怖い。

男心と言うか、ちょっと親父が入ってると言うか。


「それでね、勿論私も土方さんの喘ぎ声を聞きたいわけ。」

「………俺に、どうしろと?ι」

「誰かに抱かれてきて。」


ニコリと笑う総悟に一瞬血の気が引いた。

恋人に向かって他の男に抱かれろなんて言われたらそりゃそうなるだろう。


「いや待て待て!おかしい!俺とお前は恋人。なのに、その恋人に他の奴とヤれって……。普通恋人が違う奴と関係持ったら嫌なもんだろ。」

「そりゃ土方さんが他の女と関係持ったら嫌ですよ。けど男となら別!すっげぇ萌えまさぁ。」


キラリと目を輝かせる総悟にもうお手上げ。


「いや、もうマジ勘弁してくれ。さっきから鳥肌が止まんねぇι」

「ん〜土方さんに合うのは……万事屋の旦那とか、近藤さんとか。あっ、でも近藤さんは私のだからやっぱダメ。だとすると、山崎とか神山も候補に入れないと!鬼兵隊も入れて……さぁ土方さん、誰がいい?」

「………。」

「強姦ネタも萌えるよね〜。」

「Σネタ!?」




それから一時は土方の理解出来ない話が続いた。






おわり



ネタ提供ありがとうございました!!十分ネタ提供でしたよ。お陰様で書けましたし。

腐女子って思考が男性に近いのかもですね。好きな奴の可愛い姿を見たいてか、喘ぎ声が聞きたいとか。

でもそれってきっと本能だから仕方ないですよね〜。


素敵なネタありがとうございました!


ネタ提供↓
『現土と初期沖で男心を語る初期沖』
でした。


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