SSS
知らぬが仏
先日大きな捕り物があり、その処理で土方はずっと部屋に閉じ籠っていた。
「土方さん、失礼しやすよ。」
返事をする前に総悟と山崎が入ってきた。
土方を一目見るや2人は眉を八の字にする。
(沖)「あ〜……土方さん、あんた"憑かれ"てやすね。」
(土)「やっぱ顔に出てるか?疲れてるって。」
(沖)「いや、顔……と言うより肩と言うか、背後というか…なぁ山崎。」
(山)「はい。どんだけ溜め込んでんですか?いい加減パンクしますよ。」
(土)「あ〜最近頭パーンッてなりそうになんだよ。」
(沖)「いや、頭じゃなくて……ねぇ?」
(山)「うん。」
(土)「何が……言いてぇんだ?ι」
(山&沖)「・・・・・・。」
(土)「・・・・・・ι」
(沖)「あっ…。」
フッと山崎と総悟の目線が天井へと浮上した。
(土)「えっ、お前ら何見てんの!!?てか何が見えてんの!!?何もないよね!誰もいないよね!ι」
(沖)「あ〜うん。もう大丈夫でさぁ。」
(土)「"もう"って何だよ!!」
(山)「それじゃ仕事の邪魔になるから俺達もう行きますね。」
(沖)「仕事に埋もれながら死ね土方。」
2人は何事もなかったかの様に出ていった。
(土)「ちょっ!!!お前等俺を一人にすんのか!!?こんな部屋に一人にすんのかよ!!!」
その後、人の出入りがある食堂に移動し、そこで仕事をしている土方が目撃された。
おわり
霊感のある山崎と総悟でした。
2人はなんか霊感とか普通にありそう。
だから幽霊騒ぎとかあまり怖がらないのかも。特に総悟。
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