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SSS
社会人×学生@
 

俺と土方さんが同棲を初めて1年。

俺と土方さんが付き合いだして半年。


なのに……


全く手を出して来ねぇってどういう事でぃ!!


*****


「ただいま〜」

「あっ、お帰りなせぇ。ご飯出来てやすぜ。」


土方さんのお仕事は警察官。そして俺は大学生。

そう、大学生なんでさぁ。まだまだヤりたい盛りですぜ。

味噌汁に媚薬でも入れてやろうか?あ゙ぁん?


「総悟、明日非番になったんだ。」

「えっ、俺も明日は講義がないんでさぁ!一緒にいれやすね!」

「うん。だから今夜は……」


『今夜は』何!!?『今夜は…寝かせねぇぜ』…………ちょっ、土方さん///やっと手を出してくれるんですねぃ。俺は覚悟出来てやす!さぁどこからでも襲ってくだせぇ!!!


「今夜はゆっくり寝れるな!」

「・・・・・・は?」


何言ってんのこいつ。いつもゆっくり寝てんじゃん。ちょっ、誰か刀持ってきて。あっ、ここに包丁があった。


「総悟〜その物騒な包丁しまえ〜。逮捕すんぞ〜。」

「是非逮捕してくだせぇ。そんでお仕置きでもなんでも…!」

「お仕置きって……尻叩き?」

「んな訳あるかぁぁぁ!!!!」



結局俺達はいつも通り一緒の布団で何事もなく一夜を過ごした。



翌日、俺はレンタルショップに向かった。目的はAV。

これを一緒に見れば土方さんもムラムラきて手を出してくれるはず。


―――


「ヤベッι恥ずかしい。」


かれこれ18禁と書いてあるのれんのまえで10分程立っている。

だって恥ずかしいじゃん!俺こんな所入った事ねぇし。

誰かァァァ!!!一緒に入ってくれませんかァァァ!!!!


「あれ?総悟?」

「へ?」


見ると大学の友達の高杉が立っていた。


「何やってんだ?18禁前で。」

「べっ、別に。」

「・・・・・・ははぁ〜ん。さては入るのが恥ずかしいんだな。」

「違っ///」

「はい図星。ってかこんなところに突っ立ってる方が目立つと思うけど。」

「そういうもんなんですかぃ?」

「そういうもんだよ。ほら入るぞ。一緒に入ってやるから。」

「お前……見かけによらずいい奴だな。」


持つべきものは友達だ。
中に入るとこっちのもの。俺達は物色しだした。


「総悟、これとかよくね?『玩具と巨乳女のワルツ』。」

「Σむ、無理でさぁ!!まだこんなレベル高いのは…///」

「えιレベル高いってこれが普通だろ。これより低いってどんなの?」

「あの……修正ありでお願いしやす。それと激しくないやつ。」


ヤベッ!!めっちゃ恥ずかしい!!俺の口からそんな事言わせんじゃねぇや!!


「それ、ここから見つけるの大変だぞ。ったく。……ん〜……おっ!これとかどうだ?」


見ると修正付きの甘いラブストーリー。


「初心者用だなこれ。よかったじゃねぇか初心者コーナーがあって。」

「誰が初心者でぃ!!あれ?そっちの手に持ってるやつは?」


覗き込むと無修正で中にバイブが突き刺さり、口にはナニを銜えている女の姿が合った。


「はわわわっ!!!破廉恥!!スケベ!!変態!!」

「バーカ。これがここの普通なんだよ。お子ちゃまは出た出た。でないと成人指定の所に連れていくぞ。」

「うっιじゃぁ高杉何かいろいろとありがとな。俺帰るから。ってか程々にしろよ?」

「俺はお前と違って上級者だからな。まぁせいぜいそれでムラムラするこった。(俺はそのくらいじゃ出来ねぇけどな)」 


高杉と別れて俺は寄り道せずに家へと戻った。


「ただいま〜。」

「お帰り。どこ行ってたんだ?」

「ん?レンタルショップ。土方さん、俺AV借りて来たんでさぁ。一緒に見よう?」

「別にいいけど、何でAV?」


テメェが全然俺を襲って来ねぇからだろが!!!

と言いたいけど


「俺まだ大学生だし、ムラムラしたい年頃なんでさぁ。」

「ふ〜ん。」


いやいや『ふ〜ん』じゃねぇし!何こいつ。テメェのケツ穴にバイブでもぶっ込んでやろうか!


・・・・・・Σグハッ!さっきのAV思い出しちまったι




―――

そしてなんやかんやで夜。


ご飯もお風呂も済ませて後は寝るだけなのだが今からAVタイムの始まり。

これ見た土方さんがムラムラしてきっと襲ってくれるはず!!てか襲わなかったら俺が襲うし。


「さ〜見ましょう。」

「何かお前嬉しそうだな。」

「そうですかぃ?」


そりゃもうすぐであんたと……


「おい?顔赤いぞ?」

「何でもないでさぁ!!」
DVDが始まると俺も土方さんもそっちに集中した。

ストーリーは彼女が彼氏の家に来てあんな事やこんな事する話。

DVDも中盤にさしかかり、男女の性行が映し出され、ひっきりなしに女の喘ぎ声が聞こえる。


「「………。」」

『あんっ!やっ…あぁん!!』

「……土方さん?」

「ん?」


『あっ!ダメ!!イっちゃう!!はうぅっ!!』


「あの…その…興奮しやすね///」


『アァン!!あっ!あっ!もっとぉ!!』


「………。」


「ねぇ?」


「……ごめん、俺このくらいのレベルじゃ全然興奮しねぇわ。無修正だったらまだ興奮したんだろうけど。もっと激しいのがいい。」


何ィィィ!!!これで興奮しないだと!!しかも無修正とか……。チクショー!!初心者向けではムラムラしねぇのか!!

何でィ、これでも十分ムラムラす…


『あんっ!あんっ!もっと奥〜!あぁん!!』


ムラムr……


『あぁん!もうダメ!!』


ムr……


『イっちゃう!!あああぁぁん!!!』

「Σブフォ!!!」

「え?Σおい総悟!!お前鼻血出てんぞ!!ティッシュ!ティッシュ!!大丈夫か?」


最悪だァァァ!!!興奮させるところか、俺が興奮して鼻血出しちまった!!しかも止まんねぇぇ!!!!


「今氷持ってきてやるから鼻を冷やしとけ。あっ、DVDも今日はもう見るなよ。」


土方さんはAVを消して台所に向かった。

俺はと言うとソファーで鼻を押さえて横になってる状態。







土方さんが襲ってくれるのは………まだまだ先な気がするι




誰かいい方法を教えて下さい。






おわり


長くなっちゃった。積極総悟初めて書いたけど、これはこれでいいかもですね。



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あきゅろす。
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