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SSS
子供は触れるの禁止


さて、お盆頃になると御中元の時期です。

真選組も例にもれず御中元の準備。



(近藤)「これはとっつぁんので、こっちは南町奉行。」


品物の管理は近藤がし、のしは土方が書き、総悟は書かれたのしを丁寧に貼っていく。


(近)「ア●ヒビールが吉永様で、お菓子が中村様だ。」

(沖)「吉永…吉永…あっ、これか。」


何枚もの"のし"の中から言われた名前を見つけテープで貼った。


(沖)「ねぇ、ちょっと休みやせん?」

(近)「ガハハッ!どうした疲れたのか?よし!総悟が疲れたから休憩!!」

(土)「は〜、俺も疲れた。」


土方はグデッと机に突っ伏した。


(沖)「土方さんってさ、字綺麗ですよねぃ。近藤さんは綺麗ってよりも力強い。」

(土方)「大人だから。」

(沖)「………俺にも書かせ――」

(土)「ダメ。」


即答された事に少しムッとなる。


(沖)「何で〜。」

(土)「お前が筆使ったら1日もたたない内に筆が割れる。」

(沖)「割らない様に書きまさぁ。」

(土)「そんな事言って毎年割ってんのはどこのどいつだよ。はい、休憩終わり。また続きするぞ。」

(近、沖)「へ〜い。」


3人はまた山のようにあるギフトを片付けていく。




それが3人の毎年の恒例です。




おわり




土方さんってのし書き担当な感じがする。

本当、今の時期は大変ですι店も忙し過ぎておちおち休んでいられない程。


普段筆を握らない人ってすぐに筆割っちゃいますよね。私も家でのし書きの練習してたらちょっとの間で真っ二つです。


大人は子供に筆触らせるの嫌がりますよね。それを書きたかっただけです。


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あきゅろす。
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