ポケモン小説
戦線布告と行きますかっ(ゲーム・hgss・グリーン×コトネ)
戦線布告と行きますかっ 〜グリーン×コトネ〜
「 あっ!グリーンさんっ!!おはようございます。」
「 おうっ。おはよっ。」
最近よく目にする白い帽子にでっかいリボンのツインテール。
いつ見ても元気で、しょっちゅうシロガネ山に行ってはレッドに負けて帰ってきてる。
すんげータフ。あの山登るの結構疲れるだろ?って聞いたら
でもグリーンさんもいつも登ってますよね?前に行った時、レッドさんとグリーンさんが試合してた時はびっくりしたんですよっ!
良いもの見たってヒビキ君に自慢しちゃいましたっ!
とかちょっと的外れな回答をすっげーいい笑顔で返された。
つーかその試合は俺負けたやつじゃねーか・・・。そんなん送ってんなよな。
・・・つーか俺、レッドに勝った事なんてねーけど。
けどなんか危なっかしいんだよな、こいつ。
気づいたらコケてそうって言うか、怪しい奴にもふらふら付いて行っちまいそうっつーか・・・。
けど、こいつレッドに気にされてんだよな。
あのレッドが気にしてる人間ってそうとうなんじゃね?
この前の戦いの時だってあの後隠れてたこいつの話になって・・・。
まじな話、何回シロガネ山登ってんだよ。あいつに会う為に。
あ、なんかちょっと、ムカついてきた。
「 あのー・・・グリーンさん?」
「ん?何?」
「 いえっ・・あの、その・・・視線を感じまくってるな〜って・・・。」
「 ああっ、悪い!ちょっと考え事してた。」
そう言うと少しだけ頬を赤らめてコトネは下を向いた。
小さく、人の顔見て何考えてんですか・・・。
って聞こえた様な気がする。
「なあ、コトネ、お前、次いつシロガネ山行くんだ?」
「へっ?ああ、レッドさんの所ですか?
今日は用事があるので行けないですが、明日は行こうと思ってますっ!」
おい、もしかして用事が無い日は毎日行ってんのか?
そんな恐ろしい光景がリアルに浮かんで舌を打った。
その舌打ちが聞こえたのかコトネがハッと俺を見る。
「コトネ、俺も明日は一日中 開いてんだ。
お前、シロガネ山行く時俺も連れてけ。」
「 えっ?グリーンさん、レッドさんに用事なんですか?」
「ん?ああ、まあ、ちょっとな・・・。」
「 じゃあ、じゃあっ!また試合してくださいよ〜っ!
この前は邪魔しちゃ悪いって思って隠れてたけど、本当は目の前で見たいですもん。二人の試合っ!」
「 ・・・ああ、いいぜ。その代わり、しっかり見とけよっ!」
どうせ明日は戦線布告しに行くんだしな。待ってろよ、レッド。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
グリーンさんとコトネちゃんです。
なんかグリーン→コトネみたくなっちゃいましたね。
まあ♀主受けは合ってるし、いいかー。
ちなみにおまけです。
「で、ヒビキ。何でお前も居るんだ?」
「コトネからレッドさんとグリーンさんが戦うって聞いてヤマブキから飛んできました。」
「せっかくの二人の試合だもん。絶対ヒビキ君も見たいだろーなって思って連絡したんです。
そしたら案の定、すぐ行くって。本当に即効で。」
「 ふーん、だとよ。どーするレッド?観客大勢だぜ。」
「・・・いっそのこと、ダブルバトルする?」
「 っ!!いいなぁっ!せっかくヒビキまで来たんだ。しよーぜダブルバトルっ!」
「チームはどうするんですか?」
「俺、グリーンさんでもレッドさんでもどっちでも嬉しいなっ。」
「あたしだってっ!!わーっ、どうしようすっごく嬉しいっ!」
「 「 はあ?」 」
「ここまで来て何言ってるの。」
「 お前らチャレンジャーだろ?俺ら対、お前らに決まってんだろ?」
・・・・・・。
「 「 っいや〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 」
追伸・かつて無いほどにボロボロに負けました。でも、本当にいい体験が出来たと思いました。byコトネ・ヒビキ
おそまつ様です。ここまで読んで下さった方、ありがとうございましたっ!!
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