ポケモン小説 バレンタイン(ゲーム・hgss・レッド×コトネ) バレンタイン 〜レッド×コトネ〜 「あのっ!レッドさん・・・。」 「 あ、今日も来たんだ・・・。」 何度戦っても勝てなくて、もう何度もシロガネ山に、 通い続けて今となっては目をつぶってでも来れてしまいそうなレッドさんのいる洞窟。 でもここは雪山。実際に目をつぶるなんてバカな真似はしないけど・・・。 でもね、今日は違うのっ!!バトルじゃないのっ!! 「 あのっ・・・レッドさん。良かったらこれ・・・。 今日バレンタインなので。」 「 ・・・・俺に?」 「 はいっ!あの・・・こうゆうの、駄目、ですか? 」 山奥に篭ってポケモンと修行し続けてるレッドさん。 もしかしたら俗世の事とか嫌いなのかな、とか思ったりしたけど・・・・。 けど・・・でもっ! 「 あの・・・いつも、足元にも及ばない私なんかの相手してくださって とても感謝してるんです・・・。だから、その・・・お礼、したいなって。」 そう言ってそろっとレッドさんの方を見る。 たまたま目が合う。 と、レッドさんは、ぷっと笑って言った。 「 好きだよ。」 「 ふへっ?」 珍しいレッドさんの笑顔と、いきなりの言葉に変な声が出る。 「 チョコ、だよね?これ。 山で生きるのに助かる。ありがとね。」 そう私の手からチョコを取る。 ああ、好きってそうゆう事かぁ。なんだそうだよねっ!そっかそっかっ!!びっくりしたなぁもうっ! でも良かった。レッドさん、チョコ好きなんだ。 嬉しいっ!嬉しいなっ! 下を向いて、小さくガッツポーズ。 「 コトネさ、さっき、足元にも及ばないって言ってたけど、 まあそれは間違いじゃ無いけど、でもコトネもどんどん強くなってると思うよ。 俺は戦う毎に強くなるコトネ見るの楽しいから、全然迷惑とかじゃ無いし むしろ来てくれて嬉しい。」 びっくりして顔を上げた。 レッドさんがそんな風に思ってくれてたなんて、本当にびっくり。 でも、顔を上げてレッドさんの顔を見てしまった私には その事すらも吹き飛んでしまって。 ああ、レッドさん、その顔は反則です・・・。 「 レッドさん、私、何度でも来ますからっ! 絶対、絶対、何度だって来ますからっ!!」 貴方に会う、その為に・・・。 「 うん、待ってる。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 友達が熱く語ってくれた脳内フィルターを通しての hgssの設定が可愛すぎて完全に心を持っていかれました。 まぁ結構ゲームそのままの感じなんですが・・・。それがまた良いのです。 なんかゲームしたくなる。持ってないけど(笑 簡単に設定説明しちゃいますね。♀主総受けです。(♀主の名前はコトネ) グリーン×コトネ→頼れるけれどちょっと意地悪なお兄さんに絡まれてる感じ。 ジム戦では勝てるけど、本気試合になると絶対足元にも及ばない。 でも本気試合に挑みまくってる。コトネが困った時は一番に頼る人。 レッド×コトネ→あまり多くを語らずのんびりとした少し変わった元チャンピオンを 追っかけて、何度もシロガネ山に登るうちに懐いた。 コトネもヒビキもシルバーも全く勝てない。 それでもあきらめずに挑戦してくる後輩達にレッドは好感を持ち始めてる。 ちなみにゲームでは言葉数少ないどころか一言もしゃべらないそうです。でもその存在感っ(笑 ヒビキ×コトネ→幼馴染。一番同じ境遇で話が合う二人。 ヒビキはずっとコトネの事が好きだけど、それを言えない上に鈍感コトネで 気づいてすらもらえない。でも結構良い感じにはなってる。 二人でシルバーと仲良くなり隊を結成中。 シルバー×コトネ→ことある毎に絡んでくるコトネに、一番影響を受けた人物。 実は絡まれる事が嬉しかったりする部分もあるのだが、それは言わない。むしろ言えない。 ポケモンへの態度も変化してゆき、本人は悟られない様にふるまうが、バレバレ。 よくそこをヒビキに笑われる。 レッド+グリーン→言わずもがな幼馴染。レッドがシロガネ山に登ってから、 しょっちゅうグリーンが山登りをしている姿を目撃されている。 大親友であり最大のライバル。でもグリーンさんは一度もレッドさんに勝てた事はありません。 コトネの存在が出てきてからは恋でもライバル。 みたいな。改めてhgssっておいしいとこがたっぷり詰まってるんだなって思いました。 まあ、hgss持ってないんだけどね(泣 ←それはもういい [*前へ][次へ#] [戻る] |