1000hit/2000hitお礼リクエスト小説
ずっと、ずっと、あなたと・・・(昧依様リクエスト・タケヒカでヒカリからの逆プロポーズ)
出来るならば、これからも
できるならば、この一生を
ずっと、ずっと、あなたと・・・。
ヒカリがずっと行ってみたいと言っていたフラワーパークに
二人だけで出かけてからの帰り道。
のんびりとした風が優しく二人を包む。
タケルがふと、横を見ると、ふんわりと、それはもう、どこまでも穏やかにヒカリが微笑んでいた。
「 どうしたの?」
タケルが聞く。
「 え?何が?」
ヒカリがタケルの方を見て、首をかしげる。
風がふわりとヒカリの髪をなでる。
「 なんだかとっても、幸せそうに笑ってたから。」
タケルが答えると、ヒカリが一拍置いて、言った。
「 タケル君と出会えて、旅をして、いろいろな経験を通り越して、今こうして
一緒に隣を歩けてる。フラワーパークや遊園地、どこにだってまだまだたくさん行けるのよ。
それって本当に、幸せな事なのよねって、ふと、そう思ったの。」
そうして先ほどの笑顔でふんわりと微笑む。
「 うん、そうだね。旅を通して、僕らはいろんな経験をした。
まだまだ太一さんたちには叶わない事だらけだけど、それだけは、他の仲間よりも、誰よりも強く言えるよね。
僕もヒカリちゃんと出会えて、今こうやって一緒にのんびりと歩けてる事、幸せだなって思うよ。」
ふわりと笑って、ヒカリが続ける。
「 ねえ、タケル君?私ね、タケル君とずっと一緒に居たい。
タケル君、いつも私を支えてくれてるけれど、私もあなたを支えたい。
一緒に、隣にいて、こうやって幸せを一緒に作っていきたいの。」
タケルが足を止め、ヒカリの手を掴んだ。
「ヒカリちゃん・・・。僕は、ヒカリちゃんが思ってるよりもずっと、ヒカリちゃんに、
支えられてるんだよ?」
えっ?という風にヒカリがタケルを見る。
「 ほら、今だって・・・。」
そういってタケルがヒカリの手に力を込めて、笑う。
「タケル君、抱きしめてもいい?」
「 喜んで。」
―ねえ、タケル君。これからもずっと、
時には喧嘩とかもしたりして、でも、また仲直りして、過ごしていこうね―
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昧依様、2つも素敵なリクエスト、本当にありがとうございますっ!
タケヒカでヒカリからの逆プロポーズという事で、楽しく書かせていただきました。
女の子から言うというのはあまり書いた事がなかったので、変になっていたらすみません;;
少しでも楽しんでいただけていたら幸せです。
駄文ではございますがよろしければお持ち帰り下さいね。
そしてまたいつでもお越し下さいませっ!お待ちしております。
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