[通常モード] [URL送信]

Summer-days
想い
本当に、世の中は残酷だ。確かに、俺は恵美に会いたいと思った。だけど、こんな出会い方なんて望んでいない。おそらく、人がこれを聞いたら、わがままなやつだなと思うだろう。でも、もはやそんなことはどうでもいい。出会い方がどうであれ、会えたことには変わりないんだ。俺にできることはただ1つ。あの医者も言ったように、信じて待つことだけ。なんて無力なんだ。肝心なときに俺は何もできない。そんな自分が、本当に嫌になってきた。ひょっとしたら、2度と目を覚まさないかもしれない。でも、たとえ目を覚まさなくとも、俺はその現実を受け止めよう。でも俺は、絶対に恵美が目を覚ますと信じている。END

[前へ]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!