Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
ページ:8
巨大機甲は足を振り上げ、叩きつけるが、すでにディーノはそこにいない。
(上?)
キサラは見上げるが何もない。
そして、巨大機甲が叩きつけた場所にディーノが立っていた。数秒前はいなかったというのに。
そしてキサラは自分の体内の魔気が吸われる感覚が無くなった事に気付く。
(え?)
すると、視界が一気に下がり、キサラは落ちていた。
そう、キサラも巨大機甲も気付かないほどの速度で強力な一撃を叩き込んでいた。キサラはディーノに助けられる。
「ありがと・・・う」
キサラはディーノの顔を見て言葉を失う。
ディーノの右目には、目が、眼が・・・・。
キサラはゆっくりと意識を失っていった。
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!