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Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
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ディーノの目には敵と共に魔気まで見えている。
そしてその状態でキサラを見た。
キサラの体から青色の光が排出され、巨大機甲がそれを吸い上げ、緑色の光に変換していた。

(早急に対処・・・対・・処・・・対)

ディーノは意識が遠のくのを感じた。
そして、一気にそれは起こった。





キサラは不自然な光景を目にしていた。
ディーノの周りに様々な色に光る光球が漂っていた。そして、それらはディーノの体やディーノの持つ大剣へと入っていく。

(何してるの?)

そう思っていた矢先、ディーノが巨大機甲に斬りかかった。キサラは何も変わらないであろう結果に目を閉じたが、今回は違っていた。

ディーノの放った斬撃で巨大機甲の装甲が裂かれ、ディーノの姿は視認できないほど速かった。

(さっきも結構速かったけど、今は・・)

キサラは口に出すのも恐ろしいと思うほど、その光景に目を奪われていた。
ディーノの大剣は緋色の光に包まれており、ディーノの周りは虹色に輝いていた。
そして、パワー、スピード全てにおいて今のディーノはとてつもなかった。



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あきゅろす。
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