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Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
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キサラ「いや、ディーノ。いくらなんでも幽霊くらい分かるでしょ?」

ディーノ「魔術か?」

リスト「あ、これ本当に知らないみたいですよ」

するとプルルがリストの服の裾を引っ張る。
リストがプルルを見るとプルルの目は輝いていた。
何故?とリストは思ったがプルルが答えを口にする。

プルル「ゆーれい、ふわふわ、まるまる♪」

リスト「リーナさん、どんな幽霊教えたんですか!?」

リストがリーナを見るとリーナは紙に幽霊の絵を描いていた。
その絵は絵本に出てくるような可愛らしい幽霊だった。

リーナ「子供には真実よりも夢の方がいいですよね?」

リーナが何かをひた隠したような笑みを浮かべる。
リストは、この人絶対楽しんでる、と思った。
プルルは相変わらずリストの服の裾を引っ張りながら話す。

プルル「ふわふわ♪」

リスト「ああー」

リストはその場で項垂(うなだ)れる。
すると、船から蒸気が上がり、動き始めた。
船は機械で動いており、今の蒸気は機械の中にある魔気石が稼働を始めた音と証拠だ。

キサラ「そういえば、あの人なんだったのかな?」

キサラは幽霊の話をしていった男性の正体が気になったが、同じ船に乗っているのでまた会えるだろうと考え、それ以上は深く考えなかった。




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あきゅろす。
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