Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
ページ:2
テケル山を歩く道中、普通の動物が魔気の影響で凶暴化した存在である【魔物】と何度か戦ったが、それ以外は特に危険な要素はなく、3人は何の問題もないまま頂上の折り返し地点に着く。
キサラ「女性を襲う何かってのに会わなかったね」
リスト「この折り返しから注意しましょうか、魔物はそれほど苦戦してませんから」
ディーノ「少し休憩してから行こう」
ディーノの意見に二人は同意し、頂上の所にある。大きな石の上にキサラは座った。
ディーノはキサラの足元に座り、リストはディーノの近くで立っている。
キサラ「供給街道フラワーマップかぁ、実は初めて行くんだよね」
キサラが笑顔で言うとリストは答える。
リスト「僕は何度か行っていますね。あそこは本当にあらゆる食料品や雑貨、それに何より花が有名ですから」
キサラ「フラワーマップって街の名前に花が付くくらいだもんね」
二人がそうやって笑顔で話し合っていると、スッとディーノが立ち上がる。
リストも咄嗟に身構える。
キサラ「どうしたの?」
キサラは二人の様子を見ながら、よく分からないまま槍を構える。
ディーノ「何かが来る」
リスト「すいません、ディーノさん。油断していました」
キサラ「なんか嫌な感じがする」
3人が何かを感じ取った瞬間、背後から何かが飛びかかってきた。
ディーノはそれを大剣で迎撃するが、かわされる。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!