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Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
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リスト「そういえば・・悲鳴が聞こえたと言いましたね」

リストは表情を一変し、真剣な面持ちで聞いてきた。

キサラ「ちょっと、学院の魔術師に聞きたいことがあって、来たんだけど、急に聞こえた悲鳴のもとに行ったら、今って感じかな」

キサラは簡単に説明するが、これ以上の説明は難しいとキサラは思っていた。
リストはフッと鼻で笑った。

リスト「恐らくその悲鳴は他の方には聞こえてませんよ、無論僕も聞いてません」

キサラ「う、嘘じゃないわ!本当のことよ!」

リストがそう言うのに対してすかさずキサラは反論する。しかし、リストの表情は呆れているわけでもこちらを蔑んでいる訳でもなかった。

リスト「ええ、きっとその悲鳴は学院の【生徒や教師】には聞こえてないんだと思います。そして、恐らく悲鳴の主は生徒でしょう」

リストがそう言うと、積んである資料から何かを探し出し、目的のものを見つけたのかそれを引っ張り出した。
そこには、生徒の名前と横には数字と何かが書かれていた。

キサラ「これは?」

リスト「これは学院の成績優秀者とその人間が貰った内定です」

キサラ「へえ、凄い・・ってこれがどうしたの?」

するとリストは一層神妙な顔をして言った。

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