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Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
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朝になり、レジスタンスのアジトの広場にて、集会が行われた。
ディーノ達も一応参加しているが、作戦を聞かされた時、メンバーは訝しげにディーノを見ていた。
見ず知らずの奴がいきなり現れて、皆の先頭に立つと言われたのだ。
大船に乗った気持ちになれたものなど一人もいなかった。

ディーノはレジスタンスのメンバーと共に一人で行動することとなった。

その時、ホゴスとキサラは既に出ていた。
リストやレイかディーノに近づく。

リスト「ディーノさん、大丈夫ですか?」

ディーノ「大丈夫だ、みんなも気を付けてな」

ディーノはそう言うとレジスタンスのメンバー(誰一人としてディーノに近づく者はいない)と共にアジト、及びホドルムを出た。

ホゴス「お前達、出るぞ」

ホゴスは途端に真剣な顔つき、しかしどこかリスト達を冷めた目で見つめるようにしてぶっきらぼうに口にした。
リーナがキサラに話しかける。

リーナ「キサラ、どうしてディーノさんに何も言わないの?」

キサラ「え、いや・・」

キサラはそう聞かれ、口ごもり、ホゴスを横目でチラチラと見る。

リーナ「ホゴスがどうしたの?」

キサラ「リーダーから指示が来てて、その内容は話せないけど」

リーナ「私達にも、仲間にも話せないことなの?」

リーナが少し強い口調で言うが、キサラは頷くことしかしなかった。
するとホゴスがリーナとキサラの間に入る。

ホゴス「仲間割れかな?」

リーナ「違います!」

ホゴス「でもキサラが嫌がってるようだ、やめてもらえるかな?今から俺達は同じ作戦を行う【仲間】なんだから」

ホゴスがそう言ってリーナと目を合わせる。
その目を見たリーナは背筋に悪寒が走る。

リーナ(この人は一体・・なんなんですか!?)

そしてホゴスはキサラを伴って、目的の場所へ急ぐ。
リーナは気分が悪くなり、歩が遅くなるが、レイとルーギスに支えられ、何とか立つことが出来ていた。


リスト(ホゴス・・いつでも殺れるよう警戒しておきますか)

リストはそう心に誓うと、周りにそれが悟られないように至って平静に、至ってお気楽に、その場にいることに努めた。











しばらくして、ホゴス達が作り上げた隠し通路を通って、リューマギ帝国の裏側へと回る。

リスト「いつ入るのですか?」

ホゴス「音で分かるよ、少し待っておこう」

ホゴスがそう言うと、間もなく、轟音が鳴り響く。
空気が触れていたのか、大地が震えていたのか分からないが、その轟音のあと、人の叫び声や機械の駆動音が聞こえてきた。

ホゴス「さあ、行こう」

ホゴスがそう言うと、キサラ以外は返事をせず、人の少ない裏手を進んでいった。




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あきゅろす。
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