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『ドラゴンクエスト ─運命に抗う者達─』
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ブチ「他にもいるぜぇ!」

ぶっちが合図を出すと、キメラ、キラーマシン、ストーンマン、キラーパンサーなど、友達の魔物がたくさんギルオンの配下を蹴散らしていく。

ギルオン「何者だ!?」

ブチ「俺達より弱いとか魔王の仲間も大したことねえなぁ!」

クルス「ぶっち、アーム、キキ、ロック、キーマ、キーパ……なんで…なんで?」

クルスは涙が溢れるのを止められずそのまま聞いた。

ブチ「オレ達…クルスがドラコの事で大変だったのに何にもしてやれなかった。仕方なかったのにオレ達なんでクルスをほったらかしたんだろうな……」

ぶっちは先程までギルオンに啖呵を切っていた横暴な態度から悲しい表情で涙を流しながらクルスの方を見る。

ブチ「おかしいよな……みんなクルスが大好きなのに…クルスをほったらかしてたなんてな……ごめんよ…」

クルス「大丈夫だよ……みんな…」

するとぶっちはギルオン達の方を睨みつける。
それに合わせて周りの友達もギルオンとその配下を睨みつける。
デビルアーマーの『アーム』が。
ストーンマンの『ロック』が。
キラーマシンの『キーマ』が。
キメラの『キキ』が。
キラーパンサーの『キーパ』が。

そして、ぶちスライムの『ぶっち』が、クルス達を守るように囲んで睨みつけていた。

ブチ「オレ様の大事な【友達】に指一本触れさせねえからな!【クルス突撃隊】…隊長を守れー!」

ぶっちのその言葉を合図に全員がギルオンの配下の魔物に向かっていく。

クルスはそれを見て、涙を拭い、立ち上がろうとするがやはり魔力はない。







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あきゅろす。
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