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『ドラゴンクエスト ─運命に抗う者達─』
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そこには、空から太陽の光が差し込んできており、中央には、大理石のようなもの舞台があり、何かを捧げる台座が8ヶ所円形に広がっている。

その舞台の周りにもまた円形に、藁や木材で作り上げた家のようなものが並んでいる。

その一番奥には一際大きい家が見える。
恐らく権力者か誰かのものだろう。

すると、ミリア達の目の前を一人の長い耳の尖った青い色の髪の女性が横切り、ミリア達を見て笑顔を向けた。

「あらあら、人間のお客さんなんて珍しいですね」

ミリア「へ…?」

「あら?もしかして……エルフは人間嫌いと思ってらっしゃいますか?」

エルフの女性がそう言うと、ミリア達はその場で顔を見合わせていると、女性は答える。

「確かに一部は嫌う方もいますが、基本的には寛容ですよ」

女性が笑顔でそう言うと、ミリアがその女性に聞く。

ミリア「あ、あの、ここで一番偉い人ってどなたですか?」

「ミラ族長の事ですかね、案内します」

女性はそう答えるとミリア達を案内してくれた。
祭壇の横を通り過ぎていく中、この祭壇が例の神鳥と呼ばれる存在が眠る場所なのだろうと理解した。


「では、私はこれで」

その女性はミリア達に会釈すると、立ち去ってしまった。
ミリア達は族長の家と思しき、木製のドアをノックすると、中から声がかかり、ミリア達は中へと招かれた。




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