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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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渉は一人で灰山家の館に向かう。

到着したはいいものの門は厳重に鍵がかけられていた。
本当に人が住んでいるのか怪しいくらいに庭も手入れがされておらず、草が渉の腰ぐらいの高さまで生えていた。

渉「やっぱり何もないか…でも、本当に誰か住んでるのか?」

その時、以前にも見かけた人影をまた渉は見かける。
だが渉がまばたきをした瞬間にすぐ見えなくなってしまった。

渉「不気味だなぁ…今日は帰ろう」






渉は家に帰ったあと、ナギサにその日あった話をする。

渉「確かにこの町に来てから不思議ではあったんだよね」

ナギサ「灰山家…灰山……うっ!?」

ナギサが急に頭を抱えて倒れてしまった。

渉「どうしたんだ!?」

ナギサ「頭が…急に…」

ナギサは急な頭痛に襲われたのだ。渉が彼女の額に触れると高熱も出ていた。
渉は心配になり、すぐさま彼女の部屋の布団を敷き、彼女を寝かせる。

渉が救急箱を取りに行って戻るとナギサが渉に向かって口にする。

ナギサ「灰山家…と聞いてから急に頭痛が起きて…まるで何かに拒まれたみたいで……」

と話した。
渉は、灰山家とナギサは何か関わりがあるんじゃないか、と思い、あの刑事と同じように灰山家について調べることを決めた。

渉「とりあえず、解熱剤飲んで今日はゆっくり休んで」

ナギサ「ごめんなさい…」

渉「謝らなくていいから」

渉はナギサの為に、そうすることを決めたのだ。



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あきゅろす。
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