『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』 ページ:9 渉「たとえ誰だろうと俺は変わらないよ、ナギサを好きでい続ける」 渉は力強くそう答える。 暦翔はそれを見届けると、渉に聞こえないほど小さな声で呟いた。 暦翔「君は…凄いな」 渉「え?」 暦翔「何でもないよ、渉の恋、応援させてもらうね」 暦翔はそう言うと渉に笑顔を向けた。 渉もそれにクスッと笑うと洞窟の方から玄治の叫び声が聞こえた。 叫び声の中に「ライトがぁああぁ」というのが聞こえたので暦翔のイタズラは完遂したようだ。 渉「流石に怪我とかしちゃうんじゃないか?」 暦翔「しょうがないな」 渉と暦翔が懐中電灯を手に玄治を迎えに行くと、涙と鼻水でクシャクシャになった顔の玄治がいて、どうやら怖かったらしい。 そして三人は木札を持って洞窟から出ると玄治のその酷い顔を寛太が見て大爆笑されてしまった。 その後、この話は暦翔によって女性陣にばらされてしまった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |