『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
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渉は勉強しているが、少し居心地が悪かった。
何故なら、隣でナギサが渉の解いている問題を興味深そうに見ていたからだ。
渉「ナギサ、俺が解き終わった問題でも解いてみる?」
ナギサ「あ、はい!文字は読めるので頑張ってやってみます」
ナギサは玄治がウーウー唸り、阿莉愛も悪戦苦闘している問題を嬉しそうに読んで解いていた。
暦翔「そういえばワタル、ナギサちゃんの記憶の手がかりとか分かったの?」
渉「え、うーん、警察に行っても捜査中って帰されちゃうから分からないんだ」
暦翔「そうか、夏休み中、ちょっとだけ探してみるかい?」
渉「それもいいかもね」
二人がそう話しているとまた玄治が先程と同じように投げ出し始める。
暦翔「これは玄治だけ補習になるかな?」
渉「玄治、俺も教えてやるから頑張ろう」
阿莉愛「ていうか日本語読めてる?」
玄治「何も分からん!」
玄治はついに拗ねたりし始める。
みんなはため息をつきながらも彼にやる気を起こさせて、今日の勉強会を終えた。
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