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『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』
7月16日(水)
その日、全員は【ナイトメア】へ向かった。
初めから分かっていたので、そこで全員集まることを決めていたのだ。
降り立った瞬間に違和感に気付いた。
見覚えがある。
まるで中央モールのような場所があり、7人は慣れた道を進んでいくと、噴水広場に当たる所でシャドウ使い7人が揃っていた。

サイス「約束通り来たか、逃げ出さなかったんだな」

サイスは挑発してくる。
玄治が反応するがすぐ隣にいた真弥に止められる。

渉「沙梨愛ちゃんは無事か?こんなところに呼び出してなんだ?」

トーク「ああ、あのお嬢さんなら無事だよ」

トークと名乗った少年が仮面の下でケタケタと笑いながら言う。
サイスがそれを見て止めて口にした。

サイス「お前達にもう【ナイトメア】に来て欲しくなくてな」

と言うとシャドウ使いは全員臨戦態勢を取る。

渉「なんでそんなことを言うんだ!?お前が以前やってることは同じって言ったじゃないか!なら!」

協力しよう、と言いかけたその時だった。

ディアナ「あなた達の行為は無駄です。お願いだから退いてください」


渉にはその言葉に嘘はないように思えたがすぐさま「嘘を言うな!」と体が、口が、答えたことに渉は違和感を覚えた。

そしてシャドウ使いの召喚に合わせて渉の仲間達は何故かペルソナを続々と召喚してしまう。
違和感を持っているのは渉だけだった。

そして──

玄治「来い!ベンケイ!」
阿莉愛「沙梨愛を返して…ワルキューレ!」
結菜「正体を暴け、マタ・ハリ!」
寛太「潰せ、ベオウルフ」
真弥「裁きを…ゼノビア!」
ナギサ「勝利を、ジャンヌダルク」

戦いが──

トーク「語ろうか、テラー!」
イン「殺せ、ペイン」
アン「導いて、アフェクション」
オリオン「全て忘れちまいな、オブリビオン!」
エア「制する、フェア」
ディアナ「彼らに敗北を、ジャンヌダルク」



──始まった


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